カルシウム吸収を高める食物成分の検索

卵巣摘出モデルラットを用いての検討


高齢化社会を迎え、高齢者の健康管理は大きな社会問題である。カルシウムは日本人の栄養所要量で唯一満たされていない栄養素である。全国に約300万人近くの寝たきり老人がいるが、その半数は骨粗鬆症による。その原因としてカルシウムの摂取量不足はもちろん利用不足があげられている。閉経後はカルシウムの代謝は大きく変動し、カルシウムの不足は骨だけの問題ではなく、高血圧や動脈硬化の発症と大きく関わっている。カルシウムの吸収・利用には高齢化に伴うホルモンや消化管機能の変動ばかりでなく食物成分が関係している。そこで、閉経モデルとして卵巣摘出ラットを用い、食物成分のうちカルシウムの吸収を高めるような成分の検索を行っている。


栄養科学研究室のホームページに戻る